福島県郡山市の家庭教師―津野

福島県郡山市から大学に進学するために

大学進学の必要性

私は、若い方には、大学進学をお勧めしております。

世界は、とても広く深いものです。大学は、その広さと深さに入り込むための場所です。大学の学部生は、その広さと深さを体験することができます。私が提供できることを大きく上回るものでしょう。

大学の選び方

せっかく大学に進学するのなら、より良く学んで頂きたいと思います。では、より良く学ぶためには、どのような大学が良いのでしょうか。

大学の先生方は、大抵、博士号かそれに準ずる実績をお持ちのはずです。博士号を持つことは、その分野の第一人者であると認められたことを意味します。どの大学へ行っても、学生は、深い学びを得ることができるでしょう。

しかし、とくにこだわりがないのなら、入学試験が難しい大学に進むことをお勧めします。理由は、2つあります。

理由の1つ目は、入学試験が難しい大学では、能力に合った教育がなされる見込みが最も高いからです。大学は、自らが行う教育や研究に合う学生を求めています。入学試験が難しいものは、能力をより活かせるところとなるでしょう。

理由の2つ目は、入学試験が難しい大学では、自分の能力に合った学生と関わることができるからです。大学生は、その大学の入学試験に合格しています。大学生は、その入学試験に合格した他の学生と関わることになります。高校では通じなかった冗談も、大学では通じるかもしれません。

中学校と進学校の違い

問題

安積高校の学生は、全員が高校の学習内容についていけるわけではありません。他方で、高校入試で高い成績を取れなかった学生の中でも、高校では高い成績を取ることができる人がいます。

これは、なぜでしょうか。

郡山市の中学校の教育

日本国内には、「中高一貫」の学校があります。「中高一貫」とは、中学校から高校までの6年間を一貫したカリキュラムで教育することを言います。

郡山市の中学生の大部分は、「中高分離」の公立の中学校に通います。そのような中学校では、次のことが求められるに過ぎません。

  • 単純なパターンを理解し記憶すること
  • 実際の問題に対してパターンを当てはめること

その理由は、次の2つです。

  • 義務教育
  • 公立

理由の1つ目

理由の1つ目は、中学校での教育が義務教育であるからです。義務教育については、憲法で次のように定められています。

すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。 憲法第26条第2項前段

これによれば、義務教育では、「普通教育」を行うことになっています。したがって、義務教育では、最低限の能力を身に付ければ十分です。それ以上の能力を身に付けることは、義務付けることができません。

理由の2つ目

理由の2つ目は、中学校が公立であるからです。

私立中学校は、国の基準を踏まえつつ、独自の教育を行うことができます。そのため、義務の範囲外であっても学校が独自の教育を行うことができます。他方、公立中学校は、そのようなことができません。

郡山市の高校(普通科)の教育

高校の教育は、「普通教育」ではありません。そのため、教育は、各高校に在籍する学生のニーズに沿って行われます。例えば、郡山市には、普通科の高校のほかに、工業高校や商業高校があります。

ここでは、普通科の高校についてのみ検討します。普通科の高校を「高校(普通科)」と書くことにします。

高校(普通科)が応えるニーズには、様々なものがあります。

郡山市の中学生の多くは、中学校で扱う内容を身に付けないまま、高校(普通科)に進学します。そのため、高校の中には、高度な内容を扱わないものもあります。

例えば、郡山市内の高校(普通科)の3年生の中には、次のことが分からない人がいます。そのような人も、高校(普通科)を卒業することができます。

  • 「たとえば」や「しかし」の使い方
  • 修飾
  • 数学の文字(\(x\)など)の使い方
  • he / his / himなどの語形変化

他方で、郡山市の高校には、中学校で扱う内容を大体身に付けた学生を受け入れるものもあります。例えば、安積高校や安積黎明高校です。これらの高校では、高度な内容を扱います。次のことが求められます。

  • 複雑なパターンの概略を理解すること
  • 複雑なパターンを必要に応じて再現すること
  • 複数のパターンをつなげること
  • 様々な視点から最終的な結論を出すこと

結論

郡山市の公立中学校では、次のようなことを求められるのでした。

  • 単純なパターンを理解し記憶すること
  • 実際の問題に対してパターンを当てはめること

他方、安積高校や安積黎明高校では、次のようなことを求められるのでした。

  • 複雑なパターンの概略を理解すること
  • 複雑なパターンを必要に応じて再現すること
  • 複数のパターンをつなげること
  • 様々な視点から最終的な結論を出すこと

郡山市では、中学校と進学校とで、求められる能力が大きく異なります。安積高校や安積黎明高校に進学した学生は、学習内容が格段に難しくなっていることを実感すると思います。

「中高分離」の理由

郡山市内の中学校や進学校が「中高分離」となっているのは、なぜでしょうか。

既に述べた通り、「中高一貫」は、学力が高い学生に向けてなされる教育スタイルです。また、新しく学校を成立させるためには、既存の学校から分かれるくらいの生徒数が必要となります。したがって、「中高一貫」校を成立させるためには、地域の高学力層が厚いことが必要です。

しかし、郡山市の高学力層は、「中高一貫」校を支えるほどには厚くありません。そのため、郡山市では、「中高一貫」校を作ることができないのです。

大学進学のために必要なこと

より良い大学に進学するために必要なことは、高校レベルの能力を身に付けることです。

郡山市で中学校と進学校が分離しているのは、次の理由からです。

  • 義務教育とそうでないものを分けるため
  • 「中高一貫」校が成立しないから

これらは、法的・経済的なものです。教育的には、そのように分ける必要性がありません。

大学に進学することを前提とするならば、中学生の頃から基礎的な能力について学習を進めておくことが必要です。