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郡山市の家庭教師【東京大学卒】

住居

定義

ヒトがより良く生存するためには、自然環境から身体を適度に隔離することが必要になります。特に次のような基本的な生存行動は、そのような隔離を必要とします。

また、生存のためには、一定の物を支配することが必要になります。物を支配することは、住居の内部に物を置くことによって、より容易になります。そのため、住居は、次のような機能を持つことになります。

住居とは、ヒトが生存するために外部から身体や物を隔離する装置を意味します。

近代の住居

近代社会では、「公」と「私」の区別の下、私的領域において個々人の自由が保障されるようになりました。人がどのように生きるかは、原則として、私的領域に属します。

人がより良く生きるためには、住居内を外部から隔離することが必要となるのでした。そのため、住居内の状態は、私的領域に属します。

個々人は、住居に対する支配権を持つことになります。具体的には、次のような権利が保障されます。

このことは、次の刑法の条文からも、読み取ることができます。

正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
刑法130条
他人の建造物又は艦船を損壊した者は、五年以下の懲役に処する。
刑法260条前段

市場と住居

近代の住居は、必ずしも、外部に対して閉ざされた場ではありません。市場において提供されるサービスを受けるために必要な場合には、人は、他人を住居に呼び入れることになります。

例えば、台所の水道が壊れて、水が出続けているとしましょう。その場合には、水道の修理業者に修理してもらうことになります。そのためには、修理業者を台所に呼び入れることが必要になります。