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郡山市の家庭教師【東京大学卒】

「マンツーマン指導」

目次

  1. 「マンツーマン指導」の定義
  2. マンツーマン指導の必要性
  3. マンツーマン指導に必要な能力
  4. マンツーマン指導の経済
  5. マンツーマン指導の失敗

「マンツーマン指導」の定義

「マンツーマン指導」とは、個別指導のうち、ある指導時間において教師1人に対し生徒が1人だけ付くものを意味します。

以下では、「他の個別指導」は、マンツーマン指導でない個別指導を意味するものとします。

マンツーマン指導の必要性

マンツーマン指導が行われるためには、「他の個別指導」とは別個の意義が必要です。それは、「他の個別指導」よりも大きな教育効果を得られることです。

教育の要素

学習は、2つの要素から成り立っています。

  • 学習内容を理解すること
  • 学習内容を記憶すること

生徒が1時間の授業だけで学習内容を記憶することは、ほぼ不可能です。そのため、教育を行うためには、毎回の授業などを通じて、学習内容を理解することを反復させることが重要です。

また、学習内容を理解し記憶するためには、その内容に関連する問題で練習することが有効です。その際に重要なことは、その問題を解くために必要な知識や技術を整理することです。

「他の個別指導」の具体的方法

「他の個別指導」の教師は、生徒の問題練習に直接には関与しません。

「他の個別指導」の教師は、複数の生徒を担当しています。1人1人の生徒に対し、同一の授業時間に異なった学習内容を理解させなければなりません。そのため、ある生徒が問題練習をしている間に、他の生徒に学習内容を理解させることになります。

マンツーマン指導の具体的方法

マンツーマン指導の教師は、生徒の問題練習に直接に関与します。

マンツーマン指導の教師は、生徒の問題練習を実際に観察することができます。そのため、生徒の失敗を、その瞬間に発見することができます。

生徒が問題練習で失敗する原因の1つは、その問題を解くために必要な知識や技術が整理されていないことです。したがって、教師は、生徒が失敗した時点で、(必要に応じて、)その知識や技術を整理し直すことができます。

結論

「他の個別指導」の生徒は、問題練習の間、放置されます。他方、マンツーマン指導の生徒は、問題練習の間も、教師の指導を受け続けることになります。

マンツーマン指導の必要性は、この点にあります。

マンツーマン指導に必要な能力

マンツーマン指導を適切に行うためには、次の2つを事後的に照合するだけでは足りません。

問題を解くために必要な知識や技術を、解答の進行に応じてリアルタイムに引き出しておくことが必要です。

また、問題演習において生徒が失敗した時点で、何が原因となっているのか察知し、適切な質問をすることが必要です。なぜなら、単に答えを伝えるだけでは、問題練習として成立しないからです。

したがって、マンツーマン指導を適切に行うためには、「他の個別指導」よりも深い知識や技術が必要になります。

マンツーマン指導の経済

教師人件費が高いこと

マンツーマン指導を適切に行うためには、「他の個別指導」よりも深い知識や技術が必要になるのでした。そのため、マンツーマン指導を適切に行うことができる教師には、「他の個別指導」の教師よりも高い報酬を支払う必要があります。

教師人件費の負担が集中すること

マンツーマン指導は、生徒1人1時間につき、人件費が「他の個別指導」よりも高くなります。

マンツーマン指導では、ある利用者が教師人件費の全額を負担することになります。他方、「他の個別指導」では、1人の教師に対し生徒が複数いるので、教師人件費の負担が分散します。

大手個別指導塾による批判

批判の内容

ある大手個別指導塾は、次のように言います。

先生1:生徒1ではマイナスなことがあります。それは自分で考えず、分からないところを直ぐに先生に質問してしまうこと。

批判に対する再批判

この批判は、適切ではありません。

「分からないところを直ぐに先生に質問してしまうこと」は、それ自体、悪いことではありません。マンツーマン指導の強みは、問題練習における生徒の失敗に対し、教師が即座に介入できることです。生徒の質問は、失敗の自己申告であって、教師にとっては介入する機会になります。

生徒が自分で考えなくなるのは、教師が答えをそのまま伝えるからです。このような問題は、教師が生徒に対し適切な質問をすれば、起こりません。

大手個別指導塾の実情

マンツーマン指導の意義を実現するためには、教師自身に高い能力が必要です。その個別指導塾がマンツーマン指導を否定するのは、能力のある教師が集まらないからです。