具体的な教育方法

私は、基礎能力を伸ばす教育を「基礎教育」と呼びます。

1.0 基礎教育に必要なこと

1.1 教師の基礎能力

生徒の思考や言語の能力を高めるためには、教師自身が思考や言語について高い能力を持っていることが必要です。

スポーツでは、「上手なコーチは、必ずしも上手な選手ではない。」と言われます。体を動かすことと仕組みを理解することは、別のことだからです。

しかし、思考と言語については、そうではありません。仕組みを理解した人は、実際にすることができます。つまり、できないことは、仕組みを理解していないことを意味します。思考や言語については、自分ができることしか教えることができません。

1.2 基礎

あらゆる応用は、基礎から派生するものです。>取り組んでいることがどの基礎とどのように結びついているのかを、常に意識し続けます。

1.3 リラックス

基礎教育は、生徒さんが落ち着く状況で行うことが必要になります。思考を上手に行うためには、リラックスが必要です。緊張、憂鬱、怒りなどは、高度な思考の妨げになります。例えば、怒った人は、普段は使わない汚い言葉を使うことがあります。それだけ、思考の水準が下がっているのです。

1.4 継続的教育

思考や言語の能力の修得には、時間が必要です。思考の基礎が身に付くためには、週2回の教育で、3ヶ月以上かかるとお見積もり下さい。もちろん、期間は、生徒様の学習時間などの事情で、伸縮します。

1.5 環境の共有

基礎教育は、教師と生徒が物理的に同じ空間にいることを要します。

人は、環境の中で思考します。教師は、生徒とインターネットを介して対面したとしても、生徒の環境を捉えることができません。したがって、教師は、生徒の思考過程を捉えるためには、実際に、生徒と同じ環境に入る必要があります。

2.0 具体的な方法

では、基礎教育は、具体的にどのように行えばよいのでしょうか。

2.1 私

私には、基礎教育が可能なのでしょうか。私が持っている理論と経験に基づけば、可能です。

私は、基礎能力について8年ほど日々調べております。まとまった理論を持っております。実際、私の文章は、まとまりがあり、スムーズで明確であるはずです。私は、日常的に、このように言語を使います。

加えて、私は、高校生の頃に基礎能力に関してある経験をしました。両親が高卒でありながら、郡山市から東京大学に入学するというものです。両親が高卒であったので、そもそも大学に行くかどうかも、自分で決めることでした。また、郡山市内には、東京大学の入学試験に対して十分なサポートがありませんでした。東京大学に入学するためには、自分で決めて行動するしかなかったのです。この状況では、自分の基礎能力をできる限り使うことが必要でした。

2.2 褒賞

基礎教育においては、できるだけ褒めることが大切だと思います。なぜなら、生徒さんには、リラックスして頂きたいからです。否定的なことを言い続ける人の前では、リラックスしにくいでしょう。

失敗は、責めません。生徒の失敗は、教師の責任でもあるのです。同じ失敗を何度もしてしまう場合は、特に教師の責任が重くなります。

2.3 対話

基礎教育では、教師が一方的に話しても意味がありません。教師は、生徒の実践を促す必要があります。そのためには、教師の質問に、その場その場で丁寧に答えて頂くのが良いと思います。

対話を重ねることによって、自然と、思考や言語のやり方が身についていきます。

2.4 マンツーマン

基礎教育では、教師は、1対2や1対3で授業を行う余裕がありません。生徒の一挙一動を観察し、どのような問題を抱えているのかを分析するからです。また、対話している時間が長いからです。

なお、「マンツーマンは、生徒が緊張する。」という意見もあるようです。しかし、私の経験では、そうではありません。確かに、最初の数回は、緊張するかもしれません。しかし、私が全く怖くないと分かると、慣れて頂けるようです。

2.6 着実な教育

毎回、思考や言語に関する課題を少なくとも一つ解決することをお約束します。思考の要素を一つ一つ積み上げて参ります。